健康

カロリーが多いと太る、は間違い

太らないよう、いつも気にするカロリー。

これは、食べ物に火をつけて燃やしてみたらどれだけ熱いか、を数値にしたものです。
1リットルの水の温度を1度あげる熱さが、1kcalです。

そして
(食べたカロリー) ー (運動したカロリー)
             = (太る量)
という前提で、健康指導をしています。

 

人間の体はそんなに単純じゃありません!

カロリーが多いと太っちゃうよ〜、はどこか間違っているのか?

まず、人間の体温は36度前後で、ものが燃える温度でありません。
燃やしてエネルギーを取り出す仕組みとは根本的に違うんですね

体がとりいれる栄養も、腸内にいる100兆個の微生物が、食べ物を分解して新しい栄養を作るので、食べ物の成分がそのまま体にとりこまれる訳ではありません。

太る主な原因は、炭水化物が脂肪になるせいだと最近はよく聞きますが
1gあたり、炭水化物は4kcal、脂質は9kcal
なので、同じ量を食べるなら、炭水化物の方がカロリーが低くなるので、太りにくいことにもなってしまいます。

そんな最近の研究結果から、カロリーと太ることはあまり関係がないことがわかっています。

 

カロリーはなんのためにある?

ではなぜ今だにカロリー表示をしているのでしょう?

これは、食品業界がカロリーオフをうたうことで、ものが売りやすくなるからです。

お医者さんも古い栄養学にもとづいて指導をするので、カロリー制限をすすめます。
いままで言っていたことが嘘だなんて言いづらいですしね。。

 

健康は実感ベースで!

カロリーを減らしてもやせない。。

その実感から、何が正しいのかを調べて、自分で健康をまもっていきましょう。

 

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