界面活性剤は洗剤に入っていて、洋服の繊維の奥にある、しつこい脂汚れもとってくれる便利なものです。
が!
界面活性剤の仕組み上、すすいでも洗剤は洋服に残って、着た時に肌を攻撃することはあまり知られていません。
その仕組みと、対策についてお話をします。
界面活性剤の浸透作用
界面活性剤の便利な性質の1つ「浸透作用」は、洗剤が洋服の繊維の奥までスルっと簡単に入るようにしてくれます。
おかげでCMのように、洋服の奥の脂までスッキリ白く!なるのですが、界面活性剤が奥までからみつくので、すすいでもとれません。
この残った界面活性剤が、洋服を着た時に、皮膚のバリアもスルっとくぐり抜けて肌を攻撃して、乾燥肌やアトピーなどのトラブルを引き起こします。
乾燥肌だと思っている人は、洋服の界面活性剤が原因かも?
セッケンの界面活性剤は安全
この合成洗剤の肌トラブルには、セッケンへの置き換えがオススメです!
セッケンも天然の界面活性剤が入っていますが、セッケンはアルカリ性で、酸性になると界面活性剤の効果がなくなる性質があります。
人の皮膚は弱酸性なので、肌に触れると界面活性剤が働かなくなって安全なんです。
僕は無添加のオーガニック液体石鹸を使っています。
4Lもあって、2リットルのペットボトルのお茶2つ分量のタンクが届くので気をつけてください!
つめかえ用の空容器と、ドロドロしているのでジョウゴも無いと、うまく空容器に入らないのでご注意を。
どちらも100円ショップで手に入ります。
この洗剤の素晴らしいところは、体に優しいので、体や髪を洗うのにも、食器を洗うのにも使える所です。
家の洗剤がコレ1つで済むので、この量が実は最適なんです。
食器洗いもセッケンで!
僕は他の記事に書いていますが、体と髪は1年以上、お湯だけで洗っているので、洗剤は一切使っていませんが、衣類の洗濯以外には、このセッケン洗剤を食器洗いに使っています。
今までは、天然由来で環境に優しく手にも優しいものを探して、ヨーロッパ製の洗剤を色々使っていたけど、いつも指先がガサガサになっていました。
(お皿洗いは手があれるので、奥さんにはさせないポリシーです!)
でもこのセッケン洗剤を使ってからは一切手が荒れなくなったので本当にオススメです。
(これなら奥さんもお皿洗いできますね!)
お湯で体を洗うコトのススメ、はコチラで。
お湯で髪を洗うコトのススメ、はコチラで。