ブルーライトが目に悪い、ということが最近話題になっていますが、なぜ悪いか知っていますか?
なんとなく悪そう。。というあいまいさが油断を生んで、健康を壊していくことになります。
思っている以上に危険なブルーライトのリスクをしっかり理解して、自分の身を守っていきましょう!
増え続けるブルーライト
スマフォやパソコンモニターのブルーライトだけではなく、最近増えてきているLED電球からもブルーライトが出ています。
ここ5年間で、ブルーライトを浴びる時間が2時間半も増えてきています。
ブルーライトの害は主に3つあります。
- 光が強すぎて網膜まで負担を掛ける
- 自律神経が乱れて、体のバランスが崩れる
- 体内時計が狂って夜眠れず、昼間眠くなる
一つずつ、詳しく見ていきましょう!
光が強すぎて網膜まで負担を掛ける
ブルーライトは周波数が高い光です。
光のエネルギー = 周波数 * 定数
で決まるので、日焼けや殺菌効果のある紫外線に近いブルーライトはとてもパワーが強くて、角膜や水晶体で吸収されず、目の奥の網膜まで届いてダメージを与えます。
子供は、大人より水晶体が透明なので、子供のいる親はより注意が必要です。
文部科学省によると、2017年の、視力が1.0未満の小・中学生が、過去最多になっています。
自律神経が乱れて、体のバランスが崩れる
ブルーライトは最初に書いた通り、とても周波数が高い光です。
周波数が高いということは、過剰に激しくジグザグ移動しているので、物にぶつかって、散乱しやすくなります。
この散乱が、チラつきや映像のにじみの原因になります。
そんな眩しくてにじんだ映像を無理に見ようとすると目の周りの筋肉がとても緊張します。
緊張状態は、交感神経を刺激しすぎてしまいます。
体の状態は、自律神経という脳から伸びた神経が自動的に調整してくれます。
この自律神経は
- 緊張状態を管理する「交感神経」
- リラックス状態を管理する「副交感神経」
の2種類があります。
目の周りの筋肉の緊張で、緊張状態を管理する「交感神経」が元気になり過ぎると、変な時に興奮したり、汗をかいたり、夜に頭が冴えすぎて眠れない、などの問題を起こします。
体内時計が狂って夜眠れず、昼間眠くなる
地球は24時間で1日ですが、なぜか人間の体内時計は25時間サイクルになっています。
このままだと毎日1時間ずつ時差ボケが進んでしまいます。
そこで、朝に、日の光を目から取り入れて、体内時計をリセットさせる仕組みが、目にあることが研究でわかってきました。
この仕組みが、なんと、ブルーライトに最も強く反応してしまうので、夜にブルーライトを見ると、頭が朝だと勘違いして覚醒してしまうことも研究で明らかになりました。
この覚醒反応が夜に何度もおこってしまうと体内時計が狂ってしまいます。
このようにブルーライトは目が疲れやすいだけではなく、体のバランスを崩してしまう力もあります。
目の疲れ、と軽く考えず、きっちり対策をして、体を守っていきましょう!
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