止まったknotの腕時計。
knotとは、国内の職人さんが作っている、品質とデザインの良さで大人気の腕時計ブランドです。
knotの公式サイトを見てみると電池交換は
2000円 (技術料1500円 + 電池500円)
MISTER MINIT 時計電池交換/料金
アナログ時計
1300円(税別)から
オラ、メンが好きだでん。
という訳で、気楽にknotの電池交換をしようとしたのが運の尽き。。
数々の不運に見舞われて、結果として電池交換のポイントを一通り押さえられる濃い記事になってしまったので、不幸の蜜の味を楽しみつつ、電池交換をマスターしてみてください。
もちろんknot以外の腕時計でも全く同じ内容になりますのでknot以外の腕時計の電池交換をしたい方も参考にしてみてください。
時計修理セット購入
ググりつつ、knotの電池交換に必要そうな道具が一式そろった時計修理セットと、knotはコレダヨという情報を元にボタン電池を買ってみました!
結構でっかくてズシットした器具(1,680円)が到着。
ボタン電池は147円。
比較はiPhoneSEです。
パカーン。
中はこんな感じ。
謎器具満載。
この中にある、黄色い器具を使って腕時計の裏蓋をこじ開けるようです。
腕時計の裏蓋に交換用の切り欠きが必ずあります。
写真だとわかりづらいですが。
ココに、器具をあてて〜
小さい裏蓋こじ開け器購入
何という事でしょう。
切り欠きの大きさにも種類があって、knotはオサレで小さいパーツを使っていました。
言ってよ〜。
ググって先が小さい裏蓋こじ開け器を購入。
amazon primeパワーで次の日到着
900円也
最初に買った謎セットの黄色い器具よりずっと頭が小さい!
先も薄い!
この細い器具の先を、腕時計の裏蓋の切り欠きに差し込んで、と。
困った時のグーグル先生。
調べて見たら、どうしても切り欠きが小さすぎて器具が入らない場合は、ハンマーで良い感じの強さで叩き入れるそうで。
最初の謎セットに入っていたハンマーを取り出し、強すぎず、弱すぎずの絶妙な力加減で叩く、叩く、叩く、叩く。
開いたー!
!!!???
電池を取り出して、amazonで買った新品のボタン電池と比べたらサイズ違う。。。
knotはこの型って書いてたのに…
馬鹿インターネット!
正しいのはSR621SWでした。
電池は裏蓋を開けて確認してからの購入をオススメします!
結局次の日、ビックカメラで、取り出したボタン電池の型番と同じ電池を購入してきました。
240円也
裏蓋を閉じる
ビックカメラで買ってきた電池を入れて、裏蓋をとじます。
何という事でしょう。
親指を重ねて、力づくで裏蓋を閉じる、とインターネットの叡智様はおっしゃってたけど、裏蓋が全然とじないです。
親指折れそう。
改めて「裏蓋閉じない」で調べてみると
いくら頑張ってもハンマーで叩いても閉じない裏蓋は閉じないので、裏蓋閉め器を使いましょう。
と。
…
……
………
いくか。
裏蓋閉め器購入
沢山ある裏蓋閉め器から一番安いものを購入。
amazon primeパワーで次の日到着。
921円也
こんな道具。
金属製の押し付ける道具と、沢山のお皿。
説明書は一切なし。。
G先生によると、お皿の片面はくぼんでて、片面は平らなので
- 時計の本体がぴったりハマる「くぼみのお皿」1つ
- 腕時計の裏蓋の大きさと同じ「平らなお皿」1つ
の2皿を選ぶべし、と。
そのお皿2枚を金属の器具にセットして。。
グッと押す。
あんなに大変だった裏蓋があっさり閉じた!!
やっと一週間に渡る腕時計の電池交換戦争が終わりました。
- 電池交換セット 1680円
- 間違って買ってたボタン電池 147円
- 買い直したボタン電池 240円
- 細い裏蓋こじ開け器 900円
- 裏蓋閉め器 921円
合計 3,888円
knotに交換を頼むとしたら、もう一回自分で交換すればトントンぐらいですね。
まとめ
- 腕時計の裏蓋は細いコジ開け器1つでOK!
- ボタン電池の種類は事前にちゃんと調べよう!
- 裏蓋が閉じない時は無理やりやると盤面が割れるので裏蓋閉じ器を使おう!
- 電池交換セットは要らない!