2019年5月13日に「そうだ読書をもっとしよう!」と衝動買いをして、2ヶ月毎日使い続けたので、使い心地をレビューします!
Kindle Oasisとは?
Kindle Oasisは、Amazonの電子書籍、kindleを読む専用モバイル端末の最上位機種です。
ラインナップは3種類です。
- Kindle
- Kindle Paper White
- Kindle Oasis
電子インクを使っているため充電無しで一週間ぐらい使える、という共通の特徴があります。
僕が今回購入したKindle Oasisの大きな差別化ポイントは
- 画面が大きい (7インチ。他の機種は6インチ)
- ページ送りボタンがある
- 処理が速い
と言ったところです。
詳しく見ていきましょう!
独自のGood ポイント
まずは、Kindle Oasis独自のGoodポイントを紹介していきます。
動作サクサク
元々、初代Kindle Paper Whiteを使っていた事もあって、普通に本を読む分には気になら無いものの、モッサ〜リしていた動作が、Kindle Oasisではサックサク動きます。
電子書籍のkindleを読む場合は差が無いかもしれませんが、自炊してpdfも読みたいという場合、だいぶ影響してくると思います。
漫画が読みやすい
6インチと7インチの差は、文字の本を読む場合はそれほど気にならないのですが、漫画を読む場合、大きな差になってきます。
6インチだと吹き出しの文字を読むのがかなりキツイのですが、7インチなら快適に読めます。
電子インクは紙のように綺麗
ページ送りボタンが快適
本体の右側(逆さに使えば画面が回転するので、左側にもできます)に、分かりづらいですが、ページ送りボタンがあり、上のボタンを押すと次のページ、下のボタンを押すと前のページになります。
僕は、本を読んでいる時は内容に集中したいので、あまり動きたくありません。
このページ送りボタンに親指を置いておくと、最小限の動作でページ送りができるので集中力を維持したまま快適に本が読めます。
共通のGoodポイント
次に、3種類のKindle端末共通のGoodポイントを紹介します。
電池持ちが良い
携帯だとほぼ毎日充電するのが当たり前ですが、Kindle端末は画面の表示に電子インクが使われていて、画面の「切り替えだけ」電気を消費し、画面を表示しづつける分には電気を消費しないという魔法のような利点があるので、1週間以上充電をしなくても問題ありません。
軽い
全機種200g以下(一番重いKindle Oasisが194g)でとても軽いです。
小さくて軽いiPad miniが約300gなので、大分軽いです。
目に優しい
液晶画面は画面が発光しているので目が疲れやすいですが、Kindleは電子インクが本物のインクのように文字や絵を描いて紙のように像を作り出すので、バックライト無しにした場合、紙の印刷物と変わらないので、液晶画面よりずっと目が疲れません。
防水
一番安いKindleには防水機能はありませんが、Kindle Paper White、Kindle Oasisの上位2機種は防水なので、お風呂で読書をしたくてジップロックを愛用していた方には朗報だと思います。
Badポイント
最後に、Kindle Oasis独自の悪い点を紹介します。
高い
一番安いKindleが9,000円弱に対して、Kindle Oasisは3万円近くします。
画面が大きくなってページ送りが付いている、という2大特徴に値段3倍の価値があるのか?と言われると、正直返答に困る部分はあります。
僕にとって読書は大事な毎日の習慣なので、その価値はありました。
電池の消費が速い
共通のGoodポイントに「電池持ちが良い」と書いたのですが、それはあくまでタブレット端末や携帯電話と比べた場合で、他のKindle端末と比較した時、Kindle Oasisは電池の消費が早すぎる気がします。
Oasisは4Gモデルを買ったのでその影響もあるかもしれませんし、自動ライト調整機能が付いていて常時ライトが点灯している場合が多いので、それらが影響しているかもしれません。
3日か4日に一回の充電をオススメします。
ページ送りボタンがうるさい
ページ送りボタンを押すと、地味にポチポチと鳴る音が気になります。
静かな部屋だと目立ちそうなので、少し高級な有料ライブラリーなどで読書をしたい、というブルジョアな人は、追い出されるかもしれません。
喫茶店など会話をしている人がいる場所で読む場合は、全く問題ないです。
自動ライト調整機能が何かおかしい
Kindleシリーズ全てにバックライト機能が付いていて、暗いところでも快適に読書を楽しめるのですが、最上位機種のKindle Oasisだけ、環境に合わせて自動で明るさを調整する機能がついています。
が、たまに動作がおかしくて、真っ暗な中でバックライトがつかず途方にくれたり、ライトがそれほど必要無い場所でフル点灯したりする時がちょこちょこあります。
自動ライト調整機能はオフにもできるので、オフにすれば問題ありませんが、今後のOSアップデートに期待です。
寝転んで片手読みが厳しい
Kindle Oasisは片方が膨らんだ独特の形をしていて、手の上に載せた時、バランスよく手にしっくり来る重心設計になっています。
これは、座って本を読む時は快適なのですが、仰向けになって本を読もうとすると、左右非対称の形状があだとなって、片手では持ちづらく、両手で読むか、ある程度力を込めて握らないといけなくなります。
ベッドで寝る前に読みたい人には、結構マイナスポイントになるかもしれません。
まとめ
毎日使うものなので、いい部分より、ダメな部分を理解した上で購入したほうが良いと思い、しっかり厳し目レビューをしてみました。
色々言ったものの、毎日カバンに入れて、どこでも快適な読書ができているので、とても良い買い物でした。
読書好きな人に間違いなくオススメの一品です。