書評

【書評】『行こう、どこにもなかった方法で』で、真の漢の生き様を目撃し、脳に喝を入れ直そう!

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「行こう、どこにもなかった方法で」
寺尾玄

この本は、画期的な技術と洗練されたデザインで、今や世界的な家電のプロダクトメーカとなったバルミューダの創業者、寺尾玄社長の自伝です。

 

破天荒にもほどがあるドラマだらけの人生

山も谷もスケールの大きい寺尾玄さんの人生のなかで、夢がどう生まれ、そして、どう叶っていったのか。

それが、熱く熱く、具体的に本に刻み込まれています。

 

「私の特技、それは可能性の存在を完全に信じられることだ」

冒頭、このように話し、そして、次の様に言っています。

私たちは、何かが不可能だということはできない。

なぜなら、まだ試していない方法があるかもしれないから。

出来ないかもしれない。
でも、出来るかもしれない。

だから、どんな試みも、それが不可能であるということを証明することは、不可能なのだ。

彼の人生と、彼の会社バルミューダには、この哲学が貫かれています。

 

ドラマの始まりは、高校三年生の進路相談

まれにだが。
絶対にしてはならないと思うことに直面することがある

意味など考えるまでもなく、これは絶対に嫌だと思うようなことだ。

直感的にそう思うようなことは、しない方がいい。

無理をしてやってみても後悔ばかりが残るし、多くの場合、誇りをもって生きるための基盤を傷つけることになる。

この絶対にしてはならないことが高校三年の時に訪れます。

 

進路相談の用紙に将来の職業を書くこと

 

それは、可能性に対する裏切りだと。

そして、進路相談の用紙提出の代わりに、退学届を提出します。

 

その後、何をするかと思ったら、

こうなったら、行くしかないのだろう。
旅に出るしかない

それでも、不安で迷って悩む寺尾少年に父親が言った言葉が、また凄い。

玄、男なら荒野を目指せ

そして、17歳の少年は、スペインに旅立ちます。

 

ロックスターへ

旅の内容も波乱万丈で凄いけど、凄いところを紹介していると全文書くことになっちゃうので、ぜひ本書で確認して見てください。

1年間、ヨーロッパ各地を旅して帰国した18歳の寺尾少年。

アメリカのロック歌手ブルース・スプリングスティーンのアルバム「Born to Run」を聴いて感動。

ロックスターになることにした。

早速ギターを買って、4つのコードを覚えて、曲を作り始める。
そこから何曲かをカセットテープに録音して、レコード会社に郵送して、デビュー決定

うん。天才だ。

 

天才の挫折と次の夢

そこから10年の音楽生活で大きな挫折を味わう。

28歳で全てを失った、寺尾さん。

創造的な製品で世界に影響を与えているアップルやパタゴニアに共感して、モノの世界へ飛び込むことにする

 

ゼロから世界的なプロダクトメーカーへ

モノ作りに関して、単語の1つすらも知らない。

そんな中、バイトが終わると、東急ハンズに通って店員さんと話をしながら集めた単語を、インターネットで検索して知識をつけるという完全にゼロからの地道な積み重ね。

可能性を信じる特技を発揮して、突き進んでいきます。

そこで起こる成功と数々のピンチ。

本書の後半、画期的な扇風機を生み出して行くクライマックスシーンは号泣必至です。

 

言い訳はもうできない

知識もお金もないどころか、借金だらけの中からの、一歩目の進め方、数千万円の資金の集め方、人の動かし方、世界を変えるプロダクトの売り方、そこで起こるドラマ、全てがここに刻まれています。

夢を叶えるための知識がない、お金がない、コネがない、アレもコレもないないない。

もう、この本を読んだら、そんな事が言えなくなります。

夢ってのはこうやってゼロから叶えるんだ

それを寺尾兄貴が背中で教えてくれます。

 

単純に、読み物としてもドラマチックすぎて面白いうえに、「まだまだ自分は行ける!」と勇気をもらえる最高の一冊なのでぜひ読んでみてください。

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