オレンジジュースもよろしくだでん。
浜名湖周辺で一番と名高い名店「炭焼きうなぎ加茂」
行ってきたのは、浜名湖周辺で一番と有名な、炭焼きうなぎ加茂、です。
関東ではめずらしい、関西風地焼きうなぎが頂けます。
関東風江戸焼き、関西風地焼き
うなぎの焼き方は関東と関西では違うんです。
関東風「江戸焼き」
関東で一般的なうなぎは、江戸焼きという方法で焼かれています。
江戸焼きは、うなぎを背中から開き、白焼き(そのまま焼く)にして、そして、蒸します。
その後、タレを付けて焼きます。
蒸すので余分な脂が落ちて、サッパリし、蒸している分、焼き時間も短いのでふわふわと柔らかい食感を楽しめます。
関西風「地焼き」
地焼きでは、うなぎを腹側から開くと、タレを絡めてすぐ焼き上げます。
蒸す工程が無いので、江戸焼きより焼く時間がかかります。
しっかり焼くので焼き魚のように、皮がパリっとして香ばしく、中はホクホクの仕上がりになります。
関東風ではうなぎを背中から開き、関西風ではうなぎを腹側から開くのは、一説によると、関東、江戸では侍の力が強く、腹から開くと切腹を連想してしまい縁起が悪いというので、関東では背中側から。
関西では商人の力が強く、腹を割って話をする、という意味から、関西では腹側からうなぎを開くそうです。
面白いですね。
加茂は大人気店なので店頭予約必須!
このように関東と関西ではうなぎの焼き方が違うのですが、加茂では、関西風の字焼きうなぎが食べられます。
ただ、この加茂、超人気店なのでふらっと訪問しても簡単には食べられません。
電話予約もありません。
店頭に行って、予約をする必要があります!
まったく予備知識のなかった僕は、ふらっと訪問。。。。
行列が出来ているかと思ったら誰もいなかったので、空いていると思いきや、名前と電話番号を伝えて、駐車場の車で待つスタイルでした!!
そういえば、確かに駐車場にたくさん車が止まっていてなぜか何人か乗っていた。。。
でも、運良くキャンセルが入って、20分後に食べられるとのことだったので、34度の炎天下の中、クーラー全開の車内で待ちました。
食事中も続々と客が来ていましたが、みんな1時間半待ちだったので、早めに行って予約をしてから他の観光に行くのがいいかもしれません。
加茂のうなぎとご対面
安いレンタカーで、ぬるい風にあたり続けること20分。
電話が入って、やっと入店です。
手前のカウンター席と奥の座敷の2つがありますが、座敷に案内されました。
とても綺麗で整理された店内
注文をして待つこと10分ほど。
せっかく来たので、奮発して注文した最上級メニュー、うな重特上(4,800円)が出て来ました。
うなぎが1匹半も入っている豪快なやつです。
選択肢は
- うな重特上 (4,800円) うなぎ1匹半
- うな重上 (3,800円) うなぎ1匹
- うな丼上 (3,700円) うなぎ3/4
になります。
お味は、さすが浜名湖周辺No1と謳われるだけのことはあります。
表面はパリっと香ばしく、中はホクホク。
備長炭で焼いているので火力の強さが活きています。
関西風のうなぎは初めてだったのですが、関東風と比べると、タレより食材の旨味の主張が強く、うなぎを食べてる!感があって、関西風の方が僕は好きかも。
写真だとわかりづらいけど、巨大なうなぎが3枚も入っていて、これで4,800円は破格ですね。
東京だと、8,000円は取られそう。。。
そして、これは!!??と驚いたのが、うな重に添えられている、肝吸いです。
(お麩食べちゃった。。すいません。。。)
今まで食べたことのある肝吸いの肝は、歯ごたえのあるコリコリした、貝のような食感だったのですが、ここの肝吸いは文字通り「肝」です。
あん肝や白子、はたまたフォアグラのような、柔らかく、内臓のチーズのような濃厚な味でした。
これは新鮮な体験。
浜松に行った際には、これは食べておいた方が良い一品です。
ぜひ、お試しください!
欲張ったら危なかったでん。
店名 | 炭焼うなぎ 加茂 |
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電話番号 | 053-526-2428
電話予約不可、当日午前9時位からお店にて「予約」出来ます。 |
住所 | 〒431-1402 静岡県浜松市北区三ヶ日町都筑791-8 |
アクセス | 天竜浜名湖鉄道 東都筑駅より徒歩3分 三ヶ日インターから車で5分 東都筑駅から196m |
営業時間 | [月・火・木・金] 11:00~14:00 17:00~20:00 [土・日・祝] 11:00~15:00 17:00~20:00 |
禁煙・喫煙 | 全面禁煙 |
お支払い | 現金のみ |