コラム

初心忘るるべからず、の意味

初心忘るるべからず

という有名な言葉があります。

特に意味を深く考えないで、謙虚にしなしさいよ〜ぐらいかなと思って、今日まで生きてきちゃったけど、スティーブ・ジョブスも愛読したという、禅の本「禅マインド ビギナーズ・マインド」を読むと、似た言葉がのっていました。
(僕はApple信者です)

「初心、それは智慧(ちえ)を求める智慧(ちえ)である」

この言葉にハッとしました。

初めての事は、全てが新鮮で楽しくて、目をキラキラさせながら無垢に何でも吸収していってたのに、慣れてくると、分かったつもりになってだんだん素直さ、貪欲さが無くなって来てたことに気づかされたんです。

僕の活動のメインはプログラミングだけど、中学で初めてパソコンを触った時は、画面に文字がでるだけで、ドキドキ・ワクワクして「これは魔法だ!これで生きていく!」って決意したのに。

パソコン雑誌を買って、全く分からない専門用語達を片っ端から調べて、夢中で魔法使いを目指していたのに、今はどうだろう?

知らない事はまだまだ沢山あるのに、何でそこにガッついていかないの?

智慧(ちえ)を求める智慧(ちえ)
分からないことが分かるようになってきて、できることが増えていくあの幸福感。

初心忘るるべからず、というのは、成長しづつけるための大事な心構えなんだと、今頃気づきました。

いい年になってくると、知っていることだけで大概何とかなっちゃって、智慧(ちえ)を求める智慧(ちえ)が無くなっていることに気付きづらいから、危なかった。

初心忘るるべからず

今日から、初心を忘れないように、智慧を求める智慧が無くなってないか毎日確認するようにします。

 

この本は深すぎて、成長に合わせて伝わる意味が変わりそうだから、一生読み続けるべき本なのかも

 

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