バターコーヒーとは?
バターコーヒーは、シリコンバレーで億万長者になった企業家デイヴ・アスブリーが発明して、一躍世界中で話題になった健康食です。
彼は、富に反して、失っていった健康を取り戻すために、3000万円以上の私財を投げ打って、最新のセンサーを使いながら、自分の体を“ハックする”(健康になる)方法を調べ尽くし、ベストセラー本「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」にまとめ上げました。
この中でバターコーヒーも「完全無欠(ブレットプルーフ)コーヒー」として紹介されています。
2004年のチベット。
海抜5580メートル(富士山は3776メートル!)のカイラス山で、伝統的なヤク(チベットの牛)のバター茶を飲んだ時に、生き返るように元気になったことから、帰国して、その効果を再現させるために試行錯誤して生み出したメニューです。
色々な高級茶とバターを試し尽くした結果、効果の秘密は「グラスフェッドバター」にあったそうです。
グラスフェッドバターとは
グラスフェッドバターとは、文字通り「grass(草)」「fed(育てられた)」(牛の)バターです。
普通に売っているバターは、大豆やトウモロコシなどの穀物、しかもほぼ遺伝子組み換えの穀物で育てられています。
さらにぎゅうぎゅう詰めの牛舎の中で運動をさせず育てるので病気にかから無いよう抗生物質を、早く成長するようホルモン剤・成長促進剤を打って人間(生産者)に都合よく育てています。
一方、グラスフェッドの牛は、牧草をメインに育てられ、ほとんどが広大な牧場で運動をさせながら、抗生物質などの薬も最小限にして、人ではなく「牛にとって」正しい方法で育てられています。
そんな正しく健康に育てられたグラスフェッドバターは普通のバターより鉄分やオメガ3、ビタミンなどの栄養素を豊富に含んでいます。
バターコーヒーの効果
バターコーヒーは
- コーヒー
- グラスフェッドバター
- MCTオイル
で作ります。
MCTオイルはココナッツなどの種子の核部分に含まれている天然成分です。
これらの成分によって次の効果が期待できます。
- カフェインで脳内の炎症防止、認知機能の衰え軽減、アルツハイマー病のリスク低下
- MCTオイルで脂肪がつきにくく燃焼しやすい腸内細菌の構成に
- グラスフェットバターで腸が清められて脳の炎症低減、脳のエネルギー補給
僕はもう2年以上、毎朝バターコーヒーを飲んでいますが、1日中集中力が落ちないので、脳への効果を実感しています。
作り方
作り方を写真と一緒に説明していきます。
材料と道具
- コーヒー
- MCTオイル
- グラスフェッドバター
- かくはん器(100円ショップで買える)
まずバターをコップに入れます。
奥さんの分と2杯分。
僕は毎回カットするのが面倒なので、バターカッターでまとめて切っています。
このカッターはケースも付いているので便利でオススメです。
次にMCTオイルを入れます。
MCTオイルは、最初はほんのちょっとだけ(小さじ半分以下)にした方が良いです。
慣れるまでは胸焼けや下痢になりやすいので、気をつけながら少しずつ増やしていってください。
そしてコーヒーを入れます。
僕は、香りと味がとても良いので、ネスプレッソのコーヒーメーカーを使っています。
高くても安くても味は一緒(店員談)なので、一番安いマシーンで。
アメリカンの方を選びます。
グーーーーッという音と一緒に淹れます。
淹れ終わるとこんな感じ。
そして最後に攪拌(かくはん)。
100円ショップで売っています。
攪拌してミセル化という、水と脂が一緒になった状態にしないと効果が無いので(本の著者はバターをかじりながらコーヒーを飲んで確かめた)必ず攪拌してください。
グルングルンとこぼれないように気をつけながら攪拌。
完全無欠コーヒー完成!